2026年2月11日ありがとうファームのギャラリーカフェにて「ユニバーサルデザイン落語絵本第二段への挑戦にむけて」を開催いたしました。
去年の夏ごろから土肥さんがユニバーサルデザイン落語絵本の挿絵に挑戦していることは、この土肥ヨシ通信でもお伝えしてきました。
今回は「インクルーシブフェスティバル はればれステージ」の一環として春風亭昇吉師匠とのコラボ企画が実現し夢のような時間となりました。

プログラムの最初は昇吉師匠によるお楽しみ落語でした。当日まで演目は発表されず、その日の客層にぴったりの演目をその場で考えるとのこと!!
その日は「時そば」を披露してくださいました。

冒頭からお話に引き込まれ、登場人物が本当にそこにいてテンポの良い会話を繰り広げられているかのようで、来場者のみなさんも声をあげて笑っていました。
その後は昇吉師匠がユニバーサルデザイン落語絵本を作ろうと思ったきっかけ、盲学校の生徒さんとの出会い、ユニバーサルデザイン落語絵本第一弾「まんじゅうこわい」の紹介などをお話くださいました。視覚障害のある方もない方も触って楽しめる絵本を作りたい、より多くの人に落語の面白さを伝えたいという強い思いが伝わる貴重なお話でした。
そしていよいよ今回のメインイベントユニバーサルデザイン落語絵本 第二段「初天神」のお披露目です。土肥さんが制作中の挿絵をバックに、昇吉師匠の朗読と土肥さんのナレーションでお送りしました。途中、親子が縁日に到着したシーンでは土肥さんの踊りも演出に加わり会場もほっこりした笑いに包まれました。

最後のトークショーでは制作の舞台裏や苦労話なども語り合いました。土肥さんは今まで動物の絵を多く描いていて得意としていましたが、人物や背景はあまり挑戦したことがなかったので苦労したと話していました。また今まで落語に触れることもなかったので江戸時代の庶民のくらしをイメージするのが難しかったようです。妥協を許さない土肥さんは江戸時代の人物や服装の資料を集め熱心に研究して挿絵制作に挑んでいました。

挿絵の完成まではもう少しかかりそうですが、途中経過を昇吉師匠の落語と共に発表できたことも意義深い時間となりました。より多くの人に自分の絵を届けたい土肥さんと世代や特性、障害を越えて落語の面白さを伝え続けている昇吉師匠の思いがつまった素晴らしい公演でした。
今後も引き続き絵本制作まで、応援よろしくお願いいたします。




