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今回制作した作品について

Residence Artist 04

2023.11.1 – 11.30

大平 由香理

Yukari Ohira

日本画の画材と技法を用いて自身が出会った風景を描いている。各地で滞在制作を行い、その土地で出会った光景や事象を元に絵画制作やワークショップを続けている。近年の主な展覧会に「公開滞在制作」斉藤清美術館、2016年、「北アルプス国際芸術祭2017」長野県・大町市、2017年、「VOCA展」上野の森美術館、2019年、「アーティストインレジデンスつなぎ」つなぎ美術館、2019年、「OITA ART FESTIVAL2019回遊劇場」大分市、2019年、「第8回 東山魁夷記念日経日本画大賞展」上野の森美術館、2021年、「アーティストインミュージアムVOL12 大平由香理」岐阜県美術館2022年。 

大平由香理ホームページQR

ハブラボエア大平由香理作品
《 ありがとうの海 》
2023年 和紙に顔料

「海のいきもの」をテーマにありがとうファームや宇野のみなさんとワークショップを行い、約200点が誕生。それらを組み合わせ、ひとつの大きな絵をかき、瀬戸内海の海を表現しました。瀬戸内の海と人との出会いが詰まった作品となりました。作品はUNO HOTELのエントランスに飾られ、世界中から訪れる人々を出迎えています。

ありがとうファームメンバー向けWS
【瀬戸内の海の生き物を作ろう】 
2023.11.15-16
UNO HOTEL WS
【瀬戸内の海の生き物を作ろう】 
2023.11.18
ハブラボキッズWS
【瀬戸内の海の生き物を作ろう】
 2023.11.23
アーティストへQA

就労支援事業所がレジデンスを企画されていることが他ではない事例なので応募しました。UNO HOTELは直島等も近く、アートへ協力的なのかなと思い興味をもちました。

ありがとうファーム関連のお店が近くにいくつもあり、通りを歩いているとメンバーと顔を合わせて挨拶をしたりする日常がとても心地良かったです。滞在期間中、アーケード街で2回ワークショップをしましたが普段から商店街の方たちとの信頼関係があるんだなと感じました。

就労支援事業所と関わることは初めてで、最初は少し緊張し、みなさんの日常生活の中にお邪魔させてもらうという入口でした。パラフェスでのみなさんの発表を見学し日常とは違う顔も垣間見ることができました。同じ時間を過ごす中でみなさんに私の居場所をつくってもらったような気がしています。滞在の終盤、メンバーに心のこもったお手紙やポストカードをいただいてとっても嬉しかったです!

人や船が絶えず行き来している港の雰囲気と海のある風景が美しかったです。

宇野は昔から船で四国に行き帰りの玄関口だったみたいだけど、今は外国人のツーリストがたくさん乗る観光船でびっくりしました。自転車で半時間くらいの玉比賣神社は不思議な立石もあり竜宮城伝説のメッカだと思いました。縄文性の高い地域でした。宇野から倉敷に続く王子ケ岳の絶景と奇石がたくさんあって素晴らしかった。瀬戸芸や豊島や直島も素晴らく豊かな観光地だと思いました。

今回の滞在制作を通して各エリアで魅力的な人達に出会い、それぞれに面白い活動をされていることをはじめて知りました。これからも日々丁寧に活動を続け、継続し続けることが大切だと感じます。

ワークショップ参加者の声

皆の絵を一つにして、なぜか統一感があり、とても素敵でした。皆で一つのものを作り上げることはとても良いなと思いました。

今までやったことのない事に挑戦できて、とても楽しめました。海をつくろうは、大きな紙に絵を描くのが面白かったです。

大きな作品を作ってみたいと思った。

自分が想像していたものを描いてみたらとても新鮮でした。私が描いたのは牛のようなアワビとハートのトンネル亀のような不思議な生き物など自分でもこんな絵かけたんだと!

ひらめちゃん(大平さん)と絵を書いたこと、全部良い思い出になりました。

海の生物を描く、大変でしたが、楽しく描けて良かったです。

自分の好きな絵を描くことができてよかったです。

思いのほか、クレヨンでイカを描いたのが楽しいと感じました。

Other Artist

実行委員会 株式会社ありがとうファーム 宇野港土地株式会社
助成 公益財団法人 橋本財団

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