2020年6月5日(金)に、日本マイクロソフトが事務局をつとめる「エンパワードジャパン」主催のテレワーク緊急ウェブセミナーに弊社の荒谷、馬場が登壇させていただきました。
「知ることは、障がいを無くす。」~障がい者就労継続支援A型事業所でのテレワーク活用~
2020年6月20日(土)KSB(瀬戸内海放送)「Newsジェニック」という番組で、ありがとうファームのテレワーク活用の取組みが放送されました。
テレワーク(在宅勤務)に切り替えたいけど、
弊社は岡山市にありますA型事業所のありがとうファームと申します。
弊社は4年前からテレワークを実施しており、今年3月まではテレワーカーは15人でした。
しかし新型コロナの影響により4月16日に緊急事態宣言が全国拡大された関係で、全利用者の7割にあたる60人をテレワークでの勤務にスムーズに切り替え、経営危機を乗り越えました。弊社のテレワークは総務省から「先駆者100選企業」に選出され、2020年2月には日本テレワーク協会より「特別奨励賞」を受賞しております。
資料のダウンロードは、申込後の自動返信メールより行えます。
<提供資料>
1.自治体への届け出資料・個別支援計画の書き方 *ポイント
2.テレワークの進め方カリキュラム
3.勤務管理・品質管理のやり方 *ポイント
4.達成度評価シート
*導入には費用は掛かりません!PCとスマホだけです。
免疫抑制剤等を服用している利用者2名がテレワークを活用しています。
1名は事業所から近いので、1日に2回ほど職員が自宅に訪問し、作業の進捗や体調を確認しています。
もう1名はノートパソコンを提供し、メールで毎日連絡を取り合い、週に2~3回の頻度で職員が訪問し、内職の資材を受け渡しています。
コロナウイルスの感染予防の為、元気なのに通所できなくなった利用者の方に対して何か支援できないかと考えたことがきっかけです。
なお、利用者の中には、コロナウイルス感染拡大以前からパニック障害等で通所はできないが利用登録を継続し、いつかは通所したいという方もおられました。
彼らに対して、自宅でできる内職を自分のペースで行ってもらい、完成したら作業所に持参して買い取る試みをしていたので、コロナに関係なくテレワークはある程度需要があると感じていました。
①行政からの理解を得ること
当事業所のある市ではテレワークを取り扱ったことがありませんでした。
窓口に相談した時、行政はどちらかというと消極的で、本来ならば利用者は通所してほしいという事を一番に言われました。
その時にありがとうファームさんからいただいたテレワーク導入手順マニュアルを提示することで
(1) テレワークを導入することで継続して支援できること
(2) 通所できない方のみテレワークの対象者であること
をご理解いただけました。
②職員の意識を統一すること
テレワークという言葉を初めて聞いた職員も多く、まず「テレワークとは何か」から説明が必要でした。
また、テレワークになると通所してはいけない、通所しなくてもいいと勘違いする職員も多く、「来れなくなるのはかわいそう」などと言われることもありました。
職員に対して、テレワークを実施する事のメリットと必要性を理解してもらうために説明の時間を設け、テレワーク導入後も担当職員と個別に対話して、浸透させていきました。
当事業所がある市では、テレワークを開始するためのマニュアルや書式もなく、何をどう始めたらいいのかわからなかったため、
ありがとうファームさんからの情報は具体的でわかりやすく、市の担当職員とも円滑にテレワーク導入の相談ができました。
また、事業所に行きたくてもいけないという利用者に対しても、テレワークという形で社会との接点を確保し、長期的な支援として有効な手段の一つになると思います。
各事業所でも障害特性を活かしたサービスを提供し、差別化を進めることが今後必要とされる事業所の在り方となってくると感じました。
「①【無料】テレワーク資料」をご希望の方は、お申し込み後、自動返信メールにて資料をダウンロードできるリンクが記載されています。そちらより、資料をダウンロードしてください。
株式会社ありがとうファーム
住所:岡山市北区表町3-7-5
TEL086-953-4446
担当者馬場拓郎
090-7779-8896
平日AM10時~17時まで対応可能