10月中旬より、焼きうどん屋にて秋の新メニューを考えた際に、以前より考えていた『焼きうどんにカレーをかけるメニュー』をしてみたいと焼きうどん屋のメンバーからの要望により作りました。
カレーの辛さが焼きうどんのソースとの相性はよく、歌川広重の名所江戸百景「両国花火」のようにメリハリのある華やかな味わいが特徴的な一皿。
そのまま食べると菊花火(花火の伝統技術の粋を集めた花火で、スーッと星が尾を引きながら放射状に飛び散って、菊花の紋を描き出す花火の事)のように華やかな味わいが口の中に広がる。
卵と一緒に食べると千輪花火(花火玉が上空で割れたときに、一瞬遅れて中に詰めたいくつもの小玉が一斉に開く花火の事)のように円やかな味わいが一斉に開く。
紅生姜と一緒に食べると蜂花火(花火玉が上空で割れたときに、火薬を詰めた紙の筒などがシュルシュルと回転しながら不規則に飛び回る花火の事)のように刺激のある味わいが美味しさを誘います。
口の中が小さな花火大会のように異なる味わいがそれぞれ楽しめる逸品となっております。 一皿 450円、卵のトッピングは別途50円です。

取材担当:Fey Ng