2019年度方針とPARAフェスに向けて

 

一年前、2018年8月、パラメッセージフェス。もう遠い昔のことのようにも感じる。あの日をさかいに僕たちは現実社会で本当に自分たちは通用するのか?できるのかどうか?をためさなくてはならなくなった。単にメッセージを放つだけでは、無いものねだりの子供と同じじゃないか?自らを社会の中に放り出し、よし!やってみよう、どこまで通用するかはわからないけどチャレンジしてみよう。と、行動を起こした。
 あるものは天満屋のフードコートで一般企業と同じ土俵で戦う決意をし、汗だくになり焼うどんを焼き始めた。
 あるものは市民生活の核である岡山市役所の地下のカフェをアール・ブリュットギャラリーと変化させ、情報発信の基地を築き、市民協働の場所とすべく乗り込んだ。
 あるものはこどもたちに、得意とするアートを教えるため、出張授業をはじめた。アートなんて金にならない、という長年のジレンマと戦いながら、アートは子供の成長の糧となり、大きな付加価値を生み出すことは可能なんだ。を確かめはじめた。
 そして20191月、どうせやるならば自分の夢を事業にし、仕事にしようじゃないか?!との思いからメンバー&マネジャーの企画コンペを開催しプレゼンテーションし、選ばれたものはそれを事業に変え走り出した。雑貨屋、クレープ、秘密基地、大人の漫画塾が始まる。
 それらの道中で、疲れ果ててリタイアした仲間もいた。でも、彼らにも再度復活するチャンスは豊富にあることも知った。

僕らはあの日から駆け抜けてきた。
 障がい者だからって何もできないわけじゃないはずだ。障がいを持っていてもここまでやれるんだ!を証明しようと行動した。その成果を発表することを第1の目的とし、今回のパラフェスに挑む。
 僕らがやろうとしていること、それは僕らだけができたのではなく、実は同じ立場の誰にでもでき、しかしそのチャンスは僕らの立場の人にはなかなか回ってこない現実。それを企業や支援者とともに切り開けないものかと考えている。それが共生社会に向かっているということでは無いのだろうか?僕らは国の支援により生かされているかもしれない。しかし僕らもまた他者を生かす原動力になれるということを実感したい。
 このチャレンジが全国の同じ立場の仲間に伝わり、障がいを持っていてもできるんじゃないのか?もしかして、できないと思い込んでいるのは自分たちと、周りにいる支援する人、どちらもができないと思い込み、チャレンジすることをあきらめているのではないか?という沸き起こる疑問を解いてみたい。
それが今回のパラフェスの目的である。1012日、真の共生社会スタートの日となることを望んで挑む。
2019
41日             

 

ありがとうファーム メンバー及び職員一同